若者を貧困と無知から解放すべし

  「病気の原因は社会の貧困と無知からくる。」「だがこれまで政治が貧困と無知に対してなにかしたことがあるか。人間を貧困と無知のままにしては置いてはならないという法令が出たことがあるか」

 


黒澤明は『赤ひげ』で新出去定に怒りを込めてこう言わせている。                            全く同じ事を教育にも言わねばならぬ。

 「教室の困難は社会の貧困と無知からくる。」「だがこれまで政治が貧困と無知に対してなにかしたことがあるか。人間を貧困と無知のままにしては置いてはならないという法令が出たことがあるか」   教室を取り巻く諸困難ー非行・低学力・苛め・暴力・卑屈・傲慢・・・は悉く「社会の貧困と無知」が生み出した者ものだ。おかげで教師たちは、教育それ自体から逃げ出し始めて久しい。若者たちを主権者たるにふさわしく賢く逞しく育てる任務に戻せ。若者たちが平等で自由な権利を求め、仲間と共に街に繰り出す日は来るだろうか。

王様に貰ったミカン

 深酒して 終電車に乗り遅れ、交番で補導された事がある。身分証明を見せると、巡査は慌てて「失礼しました」と敬礼した。修学旅行引率では、宿の仲居さんから面と向かって「先生はどこ」と聞かれた。「僕です」と答えると、仲居さんは 一瞬呆然の後 生徒と一緒に大笑いした。引率されたのが二十を...