漱石は、博士号は要らぬ、帝大教授も真っ平と、意地を通した。だが意地は個人的、対して芸術は「住みにくいところをどれほどか、寛容て、束の間の命を、束の間でも住みよく」する。政治も又同じ役割を持っている。
米国で黒人差別が撤廃されて4年目の1957年、依然として偏見は根強かった。人種隔離は、「知のない力」として暴走し続けていた。それを打ち破るのは、思想に裏付けられた直接行動である。
胸を張れ、勇気ある危険思想が世界を前進させる |
この写真が公開された当初、この白人少女は人種平等の危険思想に反対して「正義」を貫く自身が誇らしかったに違いない。 が、やがてこの写真は彼女を苦しめることになった。Elizabeth Eckfordに謝罪し、仲良く並ぶ写真を撮ったという、1997年になっていた。
TV画面狭しと 、杜撰なhate言説に「ドヤ」顔して胸を張る芸人たちもやがて自らの姿を恥じるようになる。だが途方も無く長い年月を要するだろう。
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