靨(えくぼ)の中へ身を投げばやと 思へど底の邪が怖い
『閑吟集』は室町時代の末、16世紀始めに成立。
「富士の遠望をたよりに庵をむすびて十余」年の世捨て人が編んだ歌謡集。
邪は蛇にかけてある。
江戸時代の超現実主義としては、落語の『あたまやま』がよく知られている。しかしこれは更に古い。
冬の深川沖埋立地の波間に浮かぶ棺桶を、上空から狙う鷲、更に上空には漆黒の宇宙空間。
かつて旋盤実習棟の屋根裏は木造トラス構造が美しく、動力は天井の長い鉄軸と滑車とベルトで中央動力源から伝えられ、工場らしい錯綜する陰影とリズミカルな音が満ちていた。それが機械ごとの小型モーターに切り替わったのは1970年代半ば過ぎ。高校進学率は90%を超え、夜間高校では働く青...
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