靨の中へ身を投げばや

 靨(えくぼ)の中へ身を投げばやと 思へど底の邪が怖い



 閑吟集』は室町時代の末、16世紀始めに成立。

 

 「富士の遠望をたよりに庵をむすびて十余」年の世捨て人が編んだ歌謡集。

   邪は蛇にかけてある。


 江戸時代の超現実主義としては、落語の『あたまやま』がよく知られている。しかしこれは更に古い。

 冬の深川沖埋立地の波間に浮かぶ棺桶を、上空から狙う鷲、更に上空には漆黒の宇宙空間。

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