2位 人間 47万5000人
3位 蛇 5万人
4位 犬 2万5000人(狂犬病)
5位 ツェツェバエ 1万人
6位 アサシンバグ (サシガメ科)1万人
7位 淡水巻貝(淡水カタツムリ)1万人
8位 回虫 2500人
9位 サナダムシ 2000人
10位 ワニ 1000人
狍鴞は古代中国の人を食う怪獣。洋の東西を問わず人は怪物を想像した しかし、人間以上に恐ろしい怪物はないことに気づくのである。 |
先ず、第2位は米政府と武器商人と書く必要がある。特定の国の人間が武器で殺しているのである。素手で殺しているのではない。武器を売るために武力紛争が画策されているのだ。紛争さえ起こせば、ブリキ細工のようなおもちゃ同然の武器が、どんなに故障しようとも、他国に売れた値段の三倍であろうと売れる。
抜け落ちているものも多い。
例えば2015/10/19 世界保健機関(WHO)によれば2013年の世界の交通事故死者は約125万人。1位の蚊を遙かに上まわっている。13年の人口10万人当たりの交通事故死者数は世界全体で17.5人。地域別で最も多かったのはアフリカの26.6人で、WHOは中低所得国には世界全体の自動車の54%しかないのに交通事故死者の9割が集中していると指摘。だが、問うべきは車の生産だ。年に1000万台を生産しているトヨタには大きな責任がある。日本での交通事故死報道は、国内の数ばかりが取り上げられる。
2015年世界で、700万人が喫煙が原因で死亡、更に断トツの第1位である。受動喫煙だけでも89万人が死亡、これだけで世界の経済損失は155兆円にも上る。
公害が原因で死亡したのは、約900万人と、英医学誌The Lancetが発表している。大気汚染で約650万人、2番目は水質汚染で約180万人、3番目は「有害物質と発がん性物質への暴露を合わせた含めた職場の汚染」で約80万人と推定している。交通事故死数も喫煙による死亡数も上まわっている。「先進」国はとぼけているが、産業廃棄物を排出する工場と、自分の国では使えなくなった中古機械を低賃金と環境規制の緩さを狙って輸出して再利用しているのは、先進国である。利益も多国籍企業に帰している。
統計は常に疑う必要がある。ビル・ゲイツは企業による殺人を避けている。いや、戦争も今や企業による殺人ビジネスである。その企業の全てが彼の顧客である。企業による殺人行為は、我々がまともな判断に至る知性を優先しさえすれば、零に出来るのである。
2位の人間の企業活動による死者は単純加算で1861万5千人になる。蚊の72万5000人を遙かに上まわっている。
2015 年の世界の全死者数は5640 万人。
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